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ACTIVITY_REPORT_2023 SECONDHALF 2023年度(令和5年度)下期 活動報告

2023年度(令和5年度)下期 活動報告

就労支援

  1. 求職者に対して、企業での仕事の見学、実習のサポートを行う
    就労支援事業所や特別支援学校からの仕事の見学、実習の依頼に応じて当財団が仲介者となり、財団内の登録企業と見学、実習を希望している学校とのスケジュールなどの調整を行い、実施に導いた。
  2. 就労意欲のある高齢者に対して、登録企業と調整し職業紹介を実施
  3. 障がい者、生活困窮者、刑期終了者等に対する就職支援を引き続き実施
    その中でも今期は、特に外国人に対する就職支援が多くなっており、タイ、ネパール、フィリピンなどの国々の就職希望者に対する就労支援を行い、その内、2名の方の就職が決定した。
  4. 受入れ先企業への定着支援を実施
    企業に就職した人からの悩み相談を受け、その解決に向けて話し合いを行う。また、就労している人に対して、その後の状況等につき話を伺い、定着支援を実施した。

相談・広報・啓発

2023年11月23日 就職相談会の実施
外国につながりのある若者向けに「就職相談会」をNPO法人多文化共生教育ネットワークかながわと実施した。日本で生まれた、あるいは日本の小学校・高校に編入し、日本の学校で学び成長してきた人で、高校や大学卒業後日本で働きたいと考えている人を対象に、求人を求めている国内企業との「就職相談会」を実施した。学生、企業側ともに、良い反響を得たので2024年度も引続き実施する事とした。参加企業10社、相談者15名、一般見学者7名、その他17名(含弁護士、行政書士)

2023年11月10日 アジア福祉教育財団と打ち合わせ
啓発事業交流会として、ニーズのある地域を絞って活動する事としたが、外国人の問題については、大田区ではチャネルがないため、アジア福祉教育財団に赴き、当財団のPRも含めて情報交換を行った。難民、避難民に対する生活支援、日本語学習支援、就労支援等、様々な支援を行っており、当財団と共通する支援等もあったため、今後とも相互に協力の出来るところについては、引き続き情報交換を行っていく。
2023年2月4日 大洋社との打ち合わせ
DV関連の問題につき、実際の支援状況の聞き取りと、当財団において何か支援できるものがないのか等について、情報交換を行った。DV関連の問題は、かなりナイーブな問題であり、かつ365日、24時間、人が常駐し、緊急対応にあたれるような体制を作っていなければならないため、DVシェルターなどをつくるには、行政機関とよく相談し受人れ体制を十分に整えなければ、なかなか難しいことが分かった。また、今後の支援の方法については、まだまだ熟考する必要がある。
2023年11月〜 芝生の提供について
日本サッカー協会から特定非営利活動法人スタンドを通じて「芝生の提供」の話があり、財団として様々な情報の中から、必要とされそうな所へ声掛けをした。その結果、飯高特別支援学校、冨里特別支援学校の両校から受け人れてもよいとの話を頂いた。そこで両校には、「ポット苗方式芝生化モデル事業」に申請してもらった。
2023年12月5日 令和5年度大田区こども食堂連絡会(第2回)
大田区社会福祉協議会主催の「第2回こども食堂連絡会」に参加した。大田区内でこども食堂を開設して、4年以上、中堅どころとなっているこども食堂を集め、「こども食堂あるある・もやもや話を語ろう」と言うテーマで、グループ討議を行った。それぞれに共通した悩み、運営の違い、取組の違いによる新しい気づき、長年やっているからこそ見えてくることなど、いろいろな話が出され、総じて有意義な会議が催された。当財団のPRはもとより、今後の財団事業を進めていくために、大田区こども食堂の現状の把握、情報交換、横のつながりを深めた。
食材の寄付と農業体験について
神奈川県寒川町にあるコモレビ農園にお邪魔して、農業について話を聞き、大根などの野菜の収穫体験をした。そこで、大田区のこども食堂から農業体験をしてみたいとの話があり、農業体験ツアーを企画実施した。(大人4人、子ども一人参加)また、こども食堂関係者から、大田区の子供食堂がまとまって、今回の寒川のところに野菜を安く、発注することができればとの話が出された。さらに、寒川の農家の方からにんじんを中心とした規格外野菜が出ておリ、生ものなので急ぎで上げられる先があればとの話があり、大田区のこども食堂をはじめ、3団体へ提供することがてきた。

助成支援

《助成活動(中間)報告について》
助成先の活動を把握するため、メールや電話等での助成実施状況の確認を行った。
その結果、ほとんどの助成先から助成活動報告書(中間報告)を受け取った。なお「更生保護法人富山養得園」助成先団体)から、本年1月1日に発生した能登半島地震の際には、同園においても相当に揺れたものの、今年度の助成を受けて必要人数分の防災用へルメットを整備したこともあり、すぐさま着用の上一時避難することができ、大変ありがたかった旨の報告があった。
また、最終の助成活動報告書(期間:令和5年8月~令和6年3月)は、3月末に人手予定である。