礼状

礼状

 助成先の皆さま(更生保護法人 両全会様、更生保護法人 更新会様)から、嬉しいお便りをいただきましたので以下報告いたします。
 コロナ禍の中でも、皆さま一所懸命頑張っていらっしゃいます、当財団はこれからも支援を続けてまいります。
公益財団法人 清心内海塾

公益財団法人 清心内海塾
理事長 内海章雄様

令和2年9月
更生保護法人 両全会
理事長 小畑輝海

初秋とはいえ なかなか終息しないコロナに加え、記録的な大型台風の発生や、9月になっても40度を超す暑さを観測するなど、大変な状況の中、貴社におかれましては様々な対策の下ご盛隆のことと存じます。
当会におきましても、ウィズコロナを意識し、日常的は感染防止対策の様々な取り組みをしております。寮生が一同に集まる行事等は一時中止しておりましたが、今は一部再開し食堂での喫食も始まりましたので、寮生活の注意事項など寮生にも自覚をもたせています。
さて、このたびはパソコンやその周辺機材、また講師料金等ご支援いただき誠にありがとうございました。小規模の更生保護施設である当会では準備や整備を含め、できることは限度がありますので、時代に合った処遇の向上を目指すうえでこのようなご支援をいただけたことはこの上なく嬉しく、本当に感謝の気持ちでいっぱいでございます。
また、この度のコロナ渦でパソコン教室が開けないことを考慮いただき、謝金支払を猶予いただきましたことも重ねて御礼申しあげます。
皆様の温かいご支援は、寮生の未来に向けた努力を後押ししていただき、必ず寮生の力になるものと思います。当会といたしましても皆様のご支援に応えるべく、寮生の改善更生に向け鋭意努力する所存でございます。
どうぞ今後とも更生保護事業のご理解とご支援を賜りますようお願い申しあげます。
寮生が稚拙ではございますが、皆様にぜひお礼を申し上げたいとお礼状を書きましたので、ご笑納いただければ幸いです。
このような時節ではございますので、皆様のご健勝をこころよりお祈り申しあげます。

Aさん(両全会)

令和2年8月

パソコン教室の費用を寄付してくださって、本当にありがとうございます。
そのおかげで私達はパソコンを勉強することができています。
勉強する機会を貰えて感謝の気持ちで一杯です。
今まで殆どパソコンを触ったことがなく、私にも出来るのかと思いました。
自分のペースでゆっくりと出来て、わからない所は理解するまで教えていただく事が出来てとても良かったです。
教えていただいたことでパソコンが触れるようになり、少し時間はかかりますが文章の作成が出来るようになったので、今まで手書きで書いていたものをパソコンを使って作成していかれると思っています。
まだまだ出来ない事があるので、もっと勉強していきたいです。
エクセルが出来るようになったら、仕事でパソコンの入力が出来るのではと思っています。
私は両手を使って入力する事が苦手で出来ないので、両手を使って入力することが出来るようになりたいです。
どうしても右手だけでしか出来なくて、とても両手を使って出来るようになりたいと思っています。
なかなかパソコンの勉強する機会がないなか、勉強が出来て本当に幸せだと思います。
パソコンに触っていると、時間があっと言う間に過ぎてしまって本当にとても楽しく勉強出来ています。
これからはパソコンを使えないといけない時代になってきているので、もっと勉強して
きちんと使えるようになりたいです。

Bさん(両全会)

令和2年8月

パソコン教室に参加して良かった点は今までパソコンを開く事さえできなかった事ができた事。
パソコンをやってみたいと思っていたので、教室がある事がとてもうれしく思います。
今はまだ入力段階ですが、パソコンにとても興味がわき、自分用のパソコンが欲しくなりました。
パソコンができるようになると、事務のお仕事とかもやってみたいと思うので、もっとしっかりと勉強したいと思います。
パソコン教室で勉強できる事、とても感謝いたします。
パソコンをうまく使えるようがんばります。

パソコン教室の費用を寄付して頂いている方へ
Cさん(両全会)

令和2年8月

パソコン教室に参加できて、とても良かったです。
以前パソコンの勉強をしましたが、忘れていたり、教えてもらっていないところもあり、今回思い出してとても楽しく教えてもらえて本当に良かったです。
新しいやり方もわかり、やっぱりパソコンはとても便利で覚えれば楽しいです。
パソコンを教えてもらっていると、とても時間があっと言う間に過ぎてしまい、1時間が本当に直ぐ終わってしまいました。
先生方もとてもやさしく、わかりやすくとても丁寧に色々教えていただき、とても感謝しています。
だんだんパソコンが使いこなせていくと、やっぱり自分自身のパソコンがとても欲しくなったので、寮を出たらパソコンを購入したいと思っています。
ここで教えてもらえて覚えた事を使いこなせたら良いと思っています。
もっとパソコンの勉強をやりたいと思います。
携帯も全部使いこなせていないので、パソコンもできるか心配でしたが、色々覚えられたけど、まだまだ便利な操作が使えていないので、これからも機会があれば、パソコンの勉強をやりたいと思っています。
パソコンの楽しさを教えてもらい、本当にありがとうございました。
私達の為にパソコン教室の費用を寄付していただき、本当にありがとうございました。
とても感謝しています。これからも頑張って何でもやろうと思っています。
今回でしっかり更生したいと考えています。
これからもパソコンを使おうと思っています。
色々本当にありがとうございました。

清心内海塾への感謝のことば

令和2年9月
更生保護法人 更新会
理事長 古畑恒雄

当更新会は、平成6年に西早稲田地区の市街地再開発事業に伴い、木造の旧施設から早稲田大学西早稲田ビル19号館の一角に新施設を設置し、都市型更生保護施設として事業を再開いたしました。
その翌年の平成7年に新たな処遇技法の一環として全国の施設に先駆けSST(社会的スキル訓練)を導入し、以来今日まで26年間にわたり月間2回の割合で途切れることなく実施し、その通算回数は令和2年8月をもって778回を数えるに至りました。
このような歴史をもつ当会のSSTに対し、令和元年度から貴塾の助成をいただくことができましたことは、大変光栄であり、関係者一同の大いなる励みとなっており、心から感謝申し上げます。
当会のSSTは、最近まで我が国におけるこの種分野の第一人者である前田ケイ先生のご指導を仰いでおりましたが、現在は、その系譜につながる近藤周康(昭和大学横浜市北部病院ソーシャルワーカー)及び清水有香(SST普及協会認定講師)両先生をリーダーに迎え、在会者の参加を得て、これに早稲田大学の学生らにも加わっていただき、緊張した雰囲気のもとに実施しております。
およそ処遇の効果測定ほど難しいものはなく、殊に更生保護施設のように参加者の流動の激しいところにあっては猶更でありますが、今後ともSSTが在会者の社会復帰に真に役立つように研鑽、検証を重ねてまいる所存です。
終わりに、本事業に助成を賜りました貴塾に対し、改めて心より敬意を表し、御礼の言葉といたします。
                (弁護士、元法務省保護局長)

SSTに参加して
Aさん(更新会)

4月中旬に更新会に入会してから早五ヶ月が経ちました。今現在私は先生方、皆様のご指導の許、なんとか色々と支えてもらいながら生活させて頂いております。感謝あるのみです。
保護会生活において一番大事なこととは遵守事項をしっかり守り、いち早く自立更生をすること、二度と同じ過ちを起こさず自己改革をすることです。
だが、これがなかなか出来そうで出来ないのが現状です。
現実の社会生活、そして一般社会の歯車に乗り、順応し生涯更生できる人は半数にも満たないでしょう。
私自身窃盗事件を起こし刑務所に送られたこと2回…同じ過ちを繰り返してしまった訳で、非常に情けなく腹立たしく思っている次第であります…。
では何故私のように同じ過ちを繰り返してしまうのか?
何故また刑務所の世話になってしまうのか?
その原因は、私を含め皆分かっているようで、分かっていないのではないか?
その原因に対して真摯に自分と向き合って本気で反省していないのではないか?
人それぞれ性質も性格も生まれ育ってきた環境も全く違う中、皆心の中で色々悩み葛藤しています。
そういう思いを持ちながら、今この保護会での生活を送っていると思います。
その生活の中で少しでもその気持ち・心の手助けとなってくれる「SST」というグループでの会合は皆の大きな力となってくれる存在です。
この「SST」なる会においては、会の皆が集い、グループになって本音で話をし、普段では話せないことを素直に正直に話せる場として、専門の先生方が色々アドバイスをしてくれます。
その日によって題目が変わり、そのことについてディスカッションをし、参加した者の気持ちのモチベーションを上げてくれたり、気持ちを楽にさせてくれます。
私自身、心の中にあるもやもやだとか疑問等が晴れたことが何度あったことか分かりません。
これは私だけがそう感じているのではなく、皆もそう感じているはずだと思います。
会が終わったあとは何か気持ちがカラッとスッキリする感覚を何回も経験しているでしょう。
このような会を催してくれることで、何らかの形でそれぞれの人達の気持ちが心に残り、少しでも気持ちに安らぎを持てるということは、刑務所帰りの私達にとって非常に嬉しいことです。
この会で、楽しくも真剣に話し合えた経験を決して忘れず、少しでも社会に出る時に活かせるように、私自身を始め、この会に参加した皆が二度と同じ過ちを繰り返さぬように努力あるのみです。

更新会に支えられて
Bさん(更新会)

令和2年8月

私は、2回目の覚せい剤取締法違反で1年6ヶ月刑務所に入り、2020年春に出所しましたが、元妻と3人の息子から地元には帰ってくるなと言われ、家族から見捨てられました。
私が犯したことなので仕方ありません。
帰る所が無く、更新会で受け入れてもらえました。入会時は鼠経ヘルニアの持病もあり、仕事や歩行も儘ならない状態でした。
入会後は、隔週行われているSSTに参加し人間関係について学び、先生方から、先ず体を治し、それから仕事を見つけるようにと助言をもらい、鼠経ヘルニアの手術を受け、体は完治しました。
その他の持病についても継続治療を受けることができました。
その後、更新会の先生から、ハローワーク専門援助第一部門職業相談担当を紹介してもらい、就職が決まりました。今はその為の講習を受けています。
二度と覚せい剤に手を出さない事で、人生をやり直し、いつになるかわかりませんが、家族に会いたいという一歩先の希望を見据えながら、残り少ない人生を生きたいと思います。
私をここまで導いてくれ、就職できたのも更新会の先生やSSTのお陰と感謝しています。